全国高等学校野球選手権埼玉大会(2023年)酷暑との戦い
2023年の大会期間は、7月8日(土)から7月28日(金)でしたが、連日猛暑が続き、選手たちにとっては厳しい環境での戦いとなりました。(※アメダスさいたまの7月の猛暑日は15日、真夏日は28日ありました。)
各都道府県の地方大会でも、それぞれの高校野球連盟が独自に対策に取り組みました。
◆埼玉県 5回以外に、2023年から3、7回後にも3〜5分程度の給水タイムを設けた。
◆千葉県 2、5、7回終了後に10分間の給水タイムを設け、大量のスポーツドリンクを用意した。ベンチに大型扇風機を設置した。
◆東京都 各チームにベンチへの扇風機の持ち込みなどを許可した。
◆神奈川県 開会式を暑さが弱まった夕方から実施し、式後の試合は取りやめた。
甲子園の本大会でも対策が施されました。
・5回終了時に10分間の休憩時間「クーリングタイム」が初めて導入された。
・クーラーや送風機が設置されたスペースへ移動し、水分補給のほか保冷剤が入ったアイスベストやネッククーラーなどで体を冷やす時間が設けられた。
ところが、大会初日からクーリングタイム後の6回以降に、足が攣るなど体に異常を来たし途中交代を余儀なくされる選手が続出…
必要以上に温まっていた筋肉を冷やしてしまったり、試合の流れの集中力が切れてしまったり、この10分間の使い方は勝敗に大きく影響しそうですね。
今夏は、連日猛暑で強い日差しが照り付けて、日傘が必需品でした。当日は予想最高気温が39℃で、観戦しているだけでも頭がクラクラしました。
全国高等学校野球選手権埼玉大会の歴史
年度 | 参加校 | 代表校 | スコア | 準優勝校 |
---|---|---|---|---|
1990年 | 163校 | 大宮東 | 12-2 | 浦和学院 |
1991年 | 162校 | 春日部共栄 | 4-2 | 聖望学園 |
1992年 | 163校 | 秀明 | 7-4 | 伊奈学園総合 |
1993年 | 165校 | 春日部共栄 | 5-2 | 浦和学院 |
1981年から1991年まで、開閉会式や準決勝、決勝は西武ライオンズ球場で行われていました。1992年からは改修工事を終えた県営大宮球場での開催に戻りました。
当時、西武ライオンズの黄金時代ということもあって、西武球場でプレーできる選手たちすごいなあと思っていた。
でも、県北部に住んでいる人たちは、西武球場遠いなあと感じていたかも。JRで川越駅まで行って、本川越駅まで歩いて…
鴻巣に運転免許センターがあるのを不便に思うことと同じ感じ?
年度 | 参加校 | 代表校 | スコア | 準優勝校 |
---|---|---|---|---|
2000年 | 164校 | 浦和学院 | 2x-1 | 春日部共栄 |
2001年 | 166校 | 花咲徳栄 | 1-0 | 春日部東 |
2002年 | 167校 | 浦和学院 | 6-1 | 坂戸西 |
2003年 | 168校 | 聖望学園 | 3-0 | 春日部共栄 |
2004年 | 165校 | 浦和学院 | 6-2 | 所沢商 |
2005年 | 164校 | 春日部共栄 | 5-4 | 埼玉栄 |
2006年 | 162校 | 浦和学院 | 4-0 | 鷲宮 |
2007年 | 163校 | 浦和学院 | 6-2 | 本庄一 |
2008年 | 北 78校 | 本庄一 | 4-3 | 上尾 |
2008年 | 南 79校 | 浦和学院 | 4-1 | 立教新座 |
2009年 | 158校 | 聖望学園 | 3-2 | 埼玉栄 |
2010年 | 159校 | 本庄一 | 3x-2 | 花咲徳栄 |
2011年 | 159校 | 花咲徳栄 | 2-1 | 春日部共栄 |
2012年 | 157校 | 浦和学院 | 4-0 | 聖望学園 |
2013年 | 156校 | 浦和学院 | 16-1 | 川越東 |
2014年 | 156校 | 春日部共栄 | 7-2 | 市立川越 |
2015年 | 157校 | 花咲徳栄 | 5-2 | 白岡 |
2016年 | 158校 | 花咲徳栄 | 6-0 | 聖望学園 |
2017年 | 156校 | 花咲徳栄 | 5-2 | 浦和学院 |
2018年 | 北 74校 | 花咲徳栄 | 4-1 | 上尾 |
2018年 | 南 84校 | 浦和学院 | 17-5 | 川口 |
2019年 | 152校 | 花咲徳栄 | 11-2 | 山村学園 |
2020年 | 148校 | 狭山ヶ丘 | 5-2 | 昌平 |
2021年 | 149校 | 浦和学院 | 10-4 | 昌平 |
2022年 | 147校 | 聖望学園 | 1-0 | 浦和学院 |
2023年 | 145校 | 浦和学院 | 7-2 | 花咲徳栄 |
公立高校は長らく選手権で甲子園の舞台に立ててないですね。
最後に公立高校が甲子園に出場したのは、1998年の滑川です。
※2020年はコロナの影響で独自大会でした。
選抜大会でも、最後に公立高校が甲子園に出場したのは、1995年の鷲宮です。
松山高校野球応援
以下、松山高等学校應援団OBホームページから引用
※攻撃の場合
①攻撃時、応援席は総立ちで応援します。
②應援團員の指示に従い、大きな声で応援します。
③得点時に隣と肩を組み、第一應援歌「空は晴れたり」を歌う。
【プロミネント松高】
〈炎のファイター〉
(大きな声で)選手名×4回 (せーの)M・A・T・S・U・K・O
〈プロミネント松高〉
(大きな声で)選手名 (大きな声で)選手名
(大きな声で)がんばれ がんばれ 松高
※守備の場合
①守備中、應援歌を歌うことがあります。
②團員の指示のもと、発声や手拍子をお願いすることがあります。
③下級生團員による渾身のダジャレやギャグに悩まされることもあるかと思いますが、極力聞いてやってください。
【学生注目】
〈攻守交代、ピンチの時〉
①前方のリーダーが「はい、学生注目」といったら、「なんだ!」と叫んでください。
②あとはリーダーの掛け声ごとに「そうだ!」と続けてください。
※エール交換中の4つのお願い
①初回・7回・試合終了後にエール交換を行います。
②「ご起立・ご脱帽」をお願いします。
③相手校のエールの際には「ご静粛」にお願いします。
④團員の指示に従い「大きな声」でエールをお願いします。
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