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古代蓮(行田蓮)
行田市の「天然記念物」に指定されている行田蓮(古代蓮)は原始的な形態を持つ1400年~3000年前の蓮であると言われています。
古代蓮の里にほど近い公共施設建設工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽し甦り、池に開花しているのが発見されました。地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土し、自然発芽して一斉に開花した事は極めて珍しいことだそうです。
今から約2000年前、「古代蓮の里」一帯は、たくさんの水生植物が茂る湿地帯で、蓮の花も咲いていました。そのとき咲いていた蓮の実が地中深くもぐり、ふたたびあたたかい陽射しをあびるまでの長い長い眠りにつき、奇跡の再生と言われてます。
蓮の葉シャワー
蓮は「切って30分で枯れていく」と言われるぐらい移動が難しい植物のため、蓮の葉シャワーを設置するには、身近にハスがないとダメなようです。
2023「田んぼアート」in行田
2023年は11月に公開された「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」がテーマでした。2008年から始めた行田市の田んぼアートは、2015年に「世界一の大きさの田んぼアート」(27,195㎡)としてギネス世界記録に認定されました。
また、行田市の田んぼアートは、古代蓮会館の展望タワーから見るのが前提で、約50mの高さで、角度としては25度下を向く視点となります。そのため、きれいにはっきりと見えるアートにするために、デザイン画から測量会社が計算し、稲を植える目印となる図を起こすなど、詳細な設計が必要のようです。
田んぼアートの稲品種
- 彩のかがやき:埼玉県のブランド品種
- 紫905(紫色)
- べにあそび(赤色)
- ゆきあそび(白色)
リンク:行田市ホームページ(2023「田んぼアート」in行田)
リンク:古代蓮の里HP(公益財団法人 行田市産業・文化・スポーツいきいき財団)