レビュー:★★★★★
文字通り「蜃気楼のすべて」が記された書籍です。日本各地の蜃気楼から世界の蜃気楼まで。また、現在の蜃気楼研究の最前線から、蜃気楼の歴史と美術についても網羅されています。各地の推奨観測地点・発生時期一覧では、観測地点・見られる時期、時間帯・最寄り交通手段・アドバイスまで解説しています。また、第15章では「天気予報を利用して、東京から日帰りで蜃気楼を見に行こう」という提案まで。この本一冊で、蜃気楼のすべてがわかります。
埋没林博物館は通常開館(3月15日までは木曜定休)しています。
— 魚津埋没林博物館 (@UozuBFM) January 10, 2024
魚津の海辺にある当館、
円錐形の建屋の屋上は地上約20mあります。
館内におられて、強い地震があったときは屋上へ逃げてください。#魚津 #埋没林博物館 #避難 #地震 #津波 pic.twitter.com/VKXJKJM7S6
日本蜃気楼協議会
日本蜃気楼協議会(略称:日蜃協)- Japan Mirage Association – は全国各地の蜃気楼に関する情報交換、調査研究、教育の普及を図ることを目的とした団体
目次
目次
はじめに 蜃気楼を探そう!
第1部 蜃気楼とは何か?
第1章 | 蜃気楼はなぜ見えるのか? |
第2章 | なかなか出会えない上位蜃気楼 |
第3章 | 浮島現象や逃げ水などの下位蜃気楼 |
第4章 | これも蜃気楼?~太陽や月の変形~ |
コラム① | 蜃気楼は「逆転層」によって起こる |
第2部 蜃気楼を見に行こう!
第5章 | 魚津(富山県)の蜃気楼 |
第6章 | 琵琶湖(滋賀県)の蜃気楼 |
第7章 | 小樽(北海道)の蜃気楼 |
第8章 | 斜里(北海道)の蜃気楼 |
第9章 | 苫小牧(北海道)の蜃気楼 |
第10章 | 猪苗代湖(福島県)などの蜃気楼 |
第11章 | 大阪湾と日本各地の蜃気楼 |
第12章 | 八代海(熊本県)の不知火 |
第13章 | 中国・蓬莱の蜃気楼 |
第14章 | 世界と南極の蜃気楼 |
第15章 | 天気予報を利用して、東京から日帰りで蜃気楼を見に行こう |
コラム② | 蜃気楼の見かけの大きさ |
第3部 蜃気楼を研究しよう!
第16章 | 蜃気楼メカニズム研究の最前線~富山湾での調査~ |
第17章 | 蜃気楼観測を進歩させた「定点カメラ」 |
第18章 | 蜃気楼像をシミュレーションで再現する |
第19章 | 実験で蜃気楼を作ってみよう |
コラム③ | 蜃気楼を伝えるメディアの方へ |
第4部 蜃気楼の歴史と美術
第20章 | 歴史の世界から見た蜃気楼 |
第21章 | 美術工芸品の中の蜃気楼 |
コラム④ | 蜃気楼を見る道具・撮る道具 |
各地の推奨観測地点・発生時期一覧
本書読者限定公開 蜃気楼動画ウェブページについて
日本蜃気楼協議会とは
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