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競走馬(サラブレット)そして乗馬…

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わたしが競走馬(サラブレッド)に初めて興味をもったのは、1993年のエリザベス女王杯「ベガはベガでもホクトベガ」のときです。当時、御茶ノ水の駿台に通っていて競馬好きな友人がいたためです。それ以降、わたしが特に記憶に残っている競走馬は、ホクトベガ、サイレンススズカ、ディープインパクト、オルフェーヴル(やんちゃなところが好き)、トップギアⅠなどです。

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乗馬クラブクレイン

わたしは、競走馬(サラブレット)に会うために、乗馬クラブに通うようになりました。乗馬クラブクレインは、馬がたくさんいることが選んだ理由の主です。レッスンは、基本部班なので、馬術の技術を高めたいという場合は、個人経営の乗馬クラブの方がよいかもしれません。(ただ、経営状態やスタッフの質は要チェックです
わたしは、たまに個人経営の乗馬クラブにビジターで参加したりしましたが、全く馬を操ることができませんでした…また、サラブレットではなく、馬場馬術用に馬に乗せていただいたことがあるのですが、体を大きさも違いました。

愛玩動物と経済動物

馬と仲良くなると、誰もが馬は「愛玩動物」?「経済動物」?かと考えるようになると思います。レッスンを終えて、洗い場に戻り、馬房に戻れるかと思っていたら、再びレッスンに連れていかれたり…。また、近年は猛暑が続く傾向で熱中症の心配もあります。一応、どの乗馬クラブも夏場は昼前後のレッスンは中止にしている所が多いです。

レッスン前の馬装やレッスン後の手入れも楽しみのひとつです。
水がほしいのかな?とバケツを口元にもっていくも、思いっきり嫌がられたり…言葉通じない馬とのコミュニケーションも楽しいです。

馬のことなら何でも

珠洲ホースパーク

珠洲ホースパークは、元JRA調教師の角居勝彦氏が引退競走馬の保護を目的として、2023年8月1日に正式OPENしました。珠洲市が所有する約1万5千坪の遊休地(旧:珠洲市花き栽培センター)を活用した、人と馬が共生する森の放牧場として誕生しました。

能登半島地震に被災し、とても心配されましたが、「施設内のアスファルトなど損壊した箇所があるものの、角居勝彦氏を含めてスタッフ、馬は怪我なく無事でした」とニュース報道されています。

ホースセミナー

馬に最も夢中になっていたころは、ホースセミナーなども受講しました(2008年)。Sharon May-Davisのホースケアセミナーなど。シャロン女史は、オーストラリア国内で馬の解剖学を獣医師や学生に指導している馬の専門家です。その傍ら、高齢馬からトップクラスの馬術競技馬まで、幅広いセラピーを行っていて、研究と現場のセラピーとの両面から、馬のケアに取り組んでいるそうです。ちなみに、会場では北京五輪の馬場馬術代表の法華津さんが当時所属していたアバロン・ヒルサイドファームでした。

【実技】・馬の消化器官 ・バイタルチェック
【講義】・馬の消化器官 ・バイタルチェック ・後脚に発生し易い故障 ・馬体重の計算の仕方

3頭のお馬が協力してくれて、各自が聴診器を使用して、心臓、回盲弁、小腸、大腸の音を聞きました。聴診するのに最も適した部位は回盲弁という所だそうです。これは小腸と大腸を隔てる弁で、ここに聴診器を当てると、消化途中の食物が通過する際に30~90秒間、水洗トイレを流す様な音を聞くことが出来ます。もし、疝痛の疑いのある馬で、この弁から音が聞こえない場合は、この弁の前、即ち小腸での閉塞が考えられることになります。

心拍数は聴診器を左肘の後に当てることで計ることができます。実際に心音を聞いてみると「ドク-ドク、ドク-ドク」という二つの明確な音を聞くことができます。最初の音は、体に酸素を供給して戻って来た血液が右心房から右心室に流れ込む際に逆流を防ぐ三尖弁が閉じる音で、二番目の音は酸素を含んだ血液が左心室から大動脈に流れ込む際の半月弁が閉じる音です。

心拍数は年齢、性別、興奮の度合い、体調、運動、消化器の状態、熱、痛み、天候などの要素に影響を受けますが、特に年齢による違いが大きいそうです。

実技では、心音、腸音の確認のほか、脈拍(動脈、肢動脈)、呼吸数、粘膜の色、歯茎の弾力性、脱水症状の確認、便、尿の状態確認、後脚の跛行診断なども行いました。20名程度の受講者が次々にチェックを行うのに、嫌がらす協力してくれた3頭のお馬に感謝でした。

牧野ライディングソサエティ(富山県立山町)の馬。
とても人懐っこい!ネコが馬の背に乗ったり、仲良し。

馬房の挨拶まわり

ここ、柔らかくて気持ちいい!
でも、その仔の性格やそのときの気分を考慮する必要があります。
機嫌が悪いと噛まれるかも…

わたしにとって乗馬クラブは動物園感覚でした。
馬房の挨拶まわり、そして人参配りが楽しいです。

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